「誰が小沢一郎を殺すのか」角川書店

小沢一郎」問題の本質を照らすキーワード・「人物破壊」とは?
標的を実際に暗殺する代わりに対象の世間的な評判や人物像に致命的な打撃を与えて表舞台から永久に抹殺する手法。
小沢氏に対する日本国民の強力かつ長期的な「人物破壊」キャンペーンは世界的に類を見ない。
作者はオランダ人ジャーナリスト・アムステルダム大学教授のカレル・ヴァン・ウォルフレン氏。
30年以上にわたって日本の権力構造をめぐる取材分析を行なってきた人物で、日本は私にとって重要な存在である。そして、日本の将来に危惧を抱いていると。
植草一秀著「日本の独立」以上にセンセーショナルな出版物である。
読まなくちゃ。
今更ながら、菅氏を選んだ議員の馬鹿さかげんが恨めしいのと、マスコミ人の不勉強さにあきれる・・。