プロ野球キャンプが花盛り

毎年、冬場の沖縄は、暖かい気候の中で練習をしようと、プロ野球の球団がキャンプをするのでとても賑やか。
観光がオフの時にこの催しは沖縄県にとってはとってもありがたいことでしょう。
お気に入りの球団を追っかけて観光客が来てくれるのも良いことだけど、
地元の者も各地の球場に出かけて、練習試合を見る楽しみがあります。
人気の球団の練習地は人出も多いので、ちょっと敬遠で、
今日はとってもいい天気の中、子守がてらに北谷の球場へ。
中日ドラゴン対サムソンライオンズの試合です。
さすがプロ野球は投球のスピードが違う、力強いボールのやり取り、又、当たりの音を聞くとすかーっとします。
球場は子供たちが騒いでも気にならない所なので子守にはぴったり。
それに、練習試合は入場無料なのが有り難ーい(^^ゞ。

もう一つ、最近、冬場だけ暖かい沖縄で暮らす人たちが目立っています。
退職した団塊の世代の人たちが、マンションを借りて、近くのプールに、公園に、観光地へと沖縄の生活を悠々自適に過ごしている様子。
そんな人たちは夏場は北海道で過ごすんだそうな。
物価の安い東南アジアで暮らす退職者のこともテレビでやっていたなー。
団塊の世代はえてして、故郷を離れて、長年職場の近くで暮らしていたので、根無し草と言うか。
だから、あちこち旅行気分で暮らし歩くことも出来るんだろうなー。
私には興味がわかないし、身も心も落ち着かないだろうなー。
私は田舎で質素に育った幼児体験のせいだろう、足を地につけた生活こそー、と思う伏しがあって。
また、やり残した仕事にも未練があるし、たぶん死ぬまで遊べない性分なんだろう(^^ゞ。
この性分を支えているのは、地球上で(先進国に搾取されて)日々の生活にも困窮している大多数の人々への思いが強い。
「一坪の土地さえあったら生き抜くことが出来るのにー」とつぶやいた小説『怒りの葡萄』(米・スタインベック作)が私の若き日に感銘を受けた価値観だから、どんなに困窮しても畑さえあれば生きて行けるなんてイメージが今、老後の不安を軽くしている。
最も現実味はないだろうけど(^^ゞ。