「源氏物語」


梶田半古と言う80年前の画伯による源氏物語の名画をネットで手に入れた。
すがすがしく美しい。
文章は杉山英昭先生(長年にわたり沖縄で講演されている)である。
これは置いといて:
桜坂の市民大学の大胡太郎先生の「源氏物語」講座も一巡した。
たぶん生徒のみなさんはもう4,5回繰り返し勉強していると思うけど、ますます熱心である。
と、これは置いといて:
この光源氏とその取り巻き、子孫の物語の最後はー、今まで意識していなかったけど、ハッピーエンド?
いえ全く違う。大昔から出会いと悲哀が繰り返えされて、これから先もそうに違いないと読み取れる。
人の一生、つまり、女性と男性の意識は永遠に平行線である、と言う紫式部の哲学に出会ったようである。
この千年も読み継がれてきた物語、特に外国で評価の高い文学であることの意味が分かったような気がする。