きな臭くなった自民党政権

自民党政権になって予想通りに右翼化がどんどん進んでいると実感している毎日。
政権交代で夢見た時代さえも利用されたのだろう、夢がつぶれて無気力になってしまった人も多いのではないかと思う。
そのながれは現政権の喜ぶところだろう。
その中で、しっかり頑張っている人を見ると勇気づけられる。
さて政治には裏の裏があることをつくずく思い知らされるのだけれど・・
最近ではボストンマラソン爆破事件でさえ、事件後全く逃げ隠れもしなかった兄弟にはFBIとのつながりと言う裏があったようだけど、マスコミでそれが表に出ることはなさそうだし。
アメリカの手下としての日本を実感するニュースは早朝細々と流されるのみだった。
砂川事件と言う東京郊外の砂川にアメリカ軍基地建設が計画された時、それの反対デモで捕まった人たちに対して一審の伊達秋雄裁判長が基地は憲法違反だとし、無罪を言い渡した。
なのに!最高裁(田中耕太郎)では判事全員による逆転有罪。ひどいことに判決の前にアメリカにわざわざ判決の内容を知らせ判事全員に強く有罪判決を強いていたと言う。
この密談は最近、布川玲子元教授によって米国公文書から発見されことだけど、まさに日米安保憲法裁判から遠ざけその後守りに守った歴史の始まりと言うこと。
その後も最高裁は全く信用が出来ないし、司法の独立性は損なわれたままである。
最近では小沢一郎氏の不法な裁判もマスコミも加担して日本社会をゆがめているけど・・。
最も気味悪いのが、文部省の駆け足で改悪を続ける教育界についてである。
政権が自民党多数に代わってくすぶっていた案件が一気に火を噴いている。
まず、各県にある教育委員会を中央集権化すると言う。県民の意思で選ばれていた委員を首長の任命にし、それはとりもなおさず時の政権が左右する。
その改革のいい訳が何と、いじめ、自殺などの問題に対処するためと言うからあきれる。
社会科教科書の改悪を勧めたいがため、さらに教師を子供の見方であることから、時の政権のために働くよう締め付けをやりたいだけなんだろうに。
願わくは、教育の専門家と言われる人たちに大きな声をあげてもらいたい。
マスコミでも取り上げてくれなくては子供が守れない。
現に、大人数のクラス編成は子供たちにも教師にも過酷で、これはまさに落ちこぼれといじめの環境を作るための装置(学校)である。