モンテッソリー教育

先日、都合が付かないママの変わりにバーバが入園説明会に出かけた。
Kちゃんが四月から入園する予定の幼稚園はモンテッソリー教育を取り入れているので、その教育方針を家庭でも協力してもらって、子供のより良い成長に効果を挙げたいと言うことである。
だからモンテッソリーについて、前もって父母も少しは学習する必要があるわけである。翻訳本も理論的な本と実践的な本を紹介してあった。
もちろん、モンテッソリーと言う名前は使わないまでも、多くの幼稚園でこのような子供の遊びの中の技術獲得と自立を促す手助けをしようと言う保育はなされているだろうけれど。
この園では異年齢集団のクラス編成で、年下の子を面倒見たり、年上の子を見習いながらの教育をしていこうと言う、よりはっきりした形で保育をしておられる。
日々の活動を「遊び」とは言わず「仕事」と呼ぶそうで、確かに子供時代の遊びはすべて、この子供の成長の血や肉になるわけだし。片付けも含めて責任をも学ぶんだそうな。
どれも聞いたことばかりつまり「三つ子の魂百まで」と言うことじゃん、と一言で一くくりにしてしまう中に、
今回一つ発見があった。
「敏感期」・・・さなぎは、その時期が来れば一筋の太陽光線に反応して蝶になる。幼児も育ちの中に敏感期がある。保護者はそれに答えるよう努力する必要がある・・と。
それにはその環境と「待ち」の姿勢が必要だなー。
私もかつてモンテッソリーの思想は本で読んだ(見た)けど全く理解していなかったことを感じた。
絵本屋さんのヨーコさんが、三女のKちゃんへの読み聞かせの姿をみて「絵本は三代かかるねー」と言ったけど、子育ても同じだな。