シンポジウムの準備

昨日はおもろまちの環境を考える方たちと20日に行われるシンポジウムの準備をした。
何と!先だって、鞆の浦(とものうら)を守る裁判で勝訴した早稲田大学の日置雅晴教授が来沖されて、おもろまち超高層ビル建設反対を応援して下さるのである。
さらに、日本景観学会副会長の法政大学法学部・五十嵐敬喜教授も。
サブタイトルー理念なきまちづくりに警笛ー
日時;2月20日(土)PM6:30開演
場所;おもろまち那覇市水道局B棟3階ホール

このおもろまちの3棟の超高層ビル建設は、実は多くの忌々しき問題を抱え、市民の目を誤魔化しながら着々と工事が進められているいるのである。
しかし日本の有数の専門家の方々はこれを到底見過ごすかとが出来ないと判断されて、今回のシンポジウムの運びとなった訳である。
沖縄で個人では大企業に立ち向かえるはずはないけど、おもろまちでは奇跡的と思えるほどに「考える会」が持続している。
おもろまち現場周辺の人々が少人数ながら必死で細々と「考える会」をつなげてきた延長上に、このような専門家として日本の第一人者の方々が、ことの重大さを共感して下さった訳で、この事はみんなの自信になった。
そして、那覇市民に、いえ沖縄県民に本土大企業の傲慢な住環境破壊、沖縄いじめを理解して欲しいと願うのである。
いままで数多くの大企業の横柄な建築物で泣き寝入りをしてきた沖縄の人々があちこちから、ここおもろまちの活動に目を向け始めて、訪ねてみえる。
このことからも、ぜひここで本土大企業の横暴な建築ラッシュと景観破壊を食い止める第一歩にしたいものである。
何よりも那覇市政の実態を市民は知らなければいけない。