選挙戦はいかなることに・・

ネットで気になる所をあちこち読みまわっていると、やっぱり小沢氏の登場しかないと言う気持ちになる。
だからこそ、小沢氏の政治生命を必死で貶めようとしている面々が暗躍しているのかもしれないと納得する。
以前から注目している思想家の吉本隆明氏も85歳にして今も現役として語っておられる。
庶民・民衆の立場にたつ吉本氏は民主党政権にとって、失業者の増加を止めることが最大の課題とし、普天間問題などは本質的な話にはなっていないと言われる。
私もこれはマスコミの責任、と言うより仕組んだことかもしれないけど、国は本質に迫ろうとしないまま、うわべだけ反対賛成と騒がせて出口を見えなくさせていると思う。
民主党が政権を取ってやったことで一番評価できることは小沢氏が中国に100人ほどの若い政治家を連れて行ったこと、と言われる。
米国以外の友好関係を結んでおくことは、アメリカとの交渉に臨む際の力ともなる。
今の日本の状況が戦後の浅はかさの報いだと思うから無責任ではいられない、と言う85歳の吉本氏の言葉には共感できる。
自民党政権は政治家ともども、浅はかな国民の私利私欲の結果であった。
思想哲学が入る隙間もない公教育の結果であった。
「ここで民主党政権がだめになったら10年15年いいことはないでしょう」と言う予想にため息交じりにうなずいている。

先月、吉本氏はテレビに登場して講演しておられた。それは糸井重里氏が企画したものだったなー。