エジプト万歳

エジプトのデモが始まってから2週間目、やっと国民の要求は受け入れられ、ムバラク大統領は辞任し、30年間にわたる独裁政治を終わらせた。
エジプトは新しい夜明けを迎えた。
これからの第二段階は時間がかかるだろうけど、夢を持ち続けて、賢明な努力を祈りたい。
デモは300人あまりの死亡者を出してしまったけど、軍隊が手を出すことはなく、血を流すことのない革命であったことに、エジプト人民度の高さを見た。
数ヶ月前に「来年は大統領選挙。エルバラダイ氏が名乗り出ると言われてるけど、どうなることやら・・」と気にかけていたエジプト人ガイドさんにおめでとう!と声をかけたい気持ちである。
一方、せっかくの民主党政権を樹立し政治改革を夢見た日本国民は、いま、ぼろぼろ。就職難、不安、自殺・・と、悪循環はこれからも続くのだろう。
和を尊ぶあまり、自己がない日本人特有のマスコミに洗脳されやすい民度の違いだろう。
しかし、ネットの世界で、アラブの人々がアラブ情勢の現実を知り、共有したように日本も早かれ遅かれ小沢一郎のもう一頑張りが期待できるであろう、いや期待と言うより、真実を求め、自らが行動するしかないのである。
各地で、集会やデモが始まっている。
今日は大阪だけど、新聞マスコミはけっして報道しないのだろうなー。
ネットで得る情報もあるけれど、本を購入しての応援もあるかなーと、久しぶりに数冊買ってみた。
画像;その中の一冊、植草一秀氏の「日本の独立」