首里城を世界遺産として守りたい

「福岡住環境を守る会」の方々がおもろまち超高層マンション建築を心配して駆けつけてきてくれた。
そんな中、世界遺産の話が気にかかった。
日本の自然遺産は屋久島、白神山地、知床の三箇所。
日本の世界文化遺産もわずか十一箇所である。
富士山や平泉などは登録されず、ユネスコの審査のハードルは高いのである。
そんな中、世界各国では取り消しもあったし、ドイツのエルベ峡谷も橋の建設の方がストップされた。
フランスの超人気観光地モン・サン・ミッシェルも25km離れた風車建設をストップしなければ取り消しなんだそうな。
ドイツのケルン大聖堂も町に超高層ビル建設計画が持ち上がったけど、ユネスコから警告を受け、取りやめた。
そんな中、首里城から2,5kmの所に大和ハウス超高層マンションが建設されようとしている。
首里城を海から望む光景も大切だったのだけれど、今はせめて、西のアザレ展望所から慶良間の美しい海を望む光景こそが首里城の価値を保っていると言える。
実は、ほーって置けないことなんだけど、どうしたらいいもんかと考えている。
沖縄県那覇市の景観行政に期待も出来ないし。