一丁目超高層ビル工事説明会

那覇市役所職員と大和ハウス社員が居並ぶ光景には、市長と大手企業が手を結べば、那覇市民なんて、「虫けらだー」と言う感じが漂う。
市会議員さんたちも大勢参加されているけど、市民やその代表の存在は無に等しい説明会である。
市政とは何なのだろう。
おもろまち住民も一丁目以外の参加はほとんどない。
何も感じようとしない市民も自分に火の粉がかからなければ涼しい顔しておれるかもしれないけど、これだから首長はやりたい放題なんだろうなー。
市の担当者もころころ変わって、「これは内閣府から言われたので開催した説明会だ」と言う。
いわゆる帳面消しだ。
今回これが最後通告とばかりの高飛車な態度には初めから悪い予感。
先祖代々の土地を、「市役所を作るから提供してくれ」と頼まれて、お上を信じて差出した挙句が、目の前のその土地に私企業の超高層ビルがでーんと出来ることになるなんて、何と言う人災・・。
この土地も突然オリックスに売り飛ばされることが発表されて、もう4年が経ち、これからの4年間、残り半分の超高層ビル工事が行なわれる。
狭い道路をはさんだ目の前の、長期に及ぶ大きな騒音などの被害に関して、大和ハウスのA氏は、「超高層ビル建設に反対の住民に工事提携など結べない」と切り捨てる。
この土地は、市長により当時悪名高いオリックスに不当に安売りされたことが証明されているので、裁判にもなっているけれど、これまたA氏は「裁判になってるから話し合いは無しだ」と、あの手この手で筋の通らないことで冷徹にごり押しする。
話し合いは一切することもない強引な那覇市長と大和ハウス
「この前に居並ぶ人たちにも子どもはいるだろうに、こんな屁理屈を言う親の姿は見せられないだろうなー」と呟く・・。