原発問題が世界を巡る

原子力の脅威は古今東西語られ、反原発は、その威力の魅力に毒された人びととの戦いとして続けられている。
ドイツの頑張りにはその歴史と意識の高さを学びたい。
方や、最近、菅政権の下、佐賀の玄海町長が玄海原発を再始動させるとした。
ここも利権が見え見えの地域のようだ。
ここの岸本町長はこれら九州電力原発建設をいってに引き受けるゼネコン岸本組であり、6000人あまりの町には聞いただけで想像できる不相応な庁舎あり、公民館ありetc.・・。
この甘い汁のために地球を危険にさらすことが赦されるのだろうか。
なにより使用済みの原発のごみはこの先300代の子孫にずーっと有害物質として残されることを自覚していないだろう。
かつてアメリカの大学教授が政府の諮問機関で述べたこととして、
今後何千年間も核廃棄物のありかを言い伝えていく機関が必要となろうと。
知らずに掘り起こしたら地球は滅んでしまうものね。
最近テレビ各局が原発の恐ろしさを伝える番組や、祝島の取り組みのように、必死で自分の地域を守ろうとする姿を取り上げている様子には感じ入った。
また、昨夜遅くには大江健三郎氏とビキニ環礁被爆した元船員が対談をされていた。
第5福竜丸・・懐かしいと感じるほど忘れかけていた。
この日本のマグロ漁船はアメリカの水爆実験の死の灰をあびてしまって、
ほとんどの漁船員たちは癌などで壮絶な死をとげられた。
この事件を元に絵本「トビウオのぼうやはびょうきです」が作られています。
今また、引っ張り出して読んでしまいました。

池田佳代子さんのブログで目にしたアメリカ先住民の言い伝えがいい。
「自然は祖先からの授かりものではない、子孫からの預かり物だ」
・・まったくガッテンである。
さらに「一本の木を切るときは7代先の子孫のことを思え」。
先日、トイレで手を洗ったあと、備え付けの手ふきの紙を二枚も使っていた女性がいた。
今時、意識が低なーとイラッとしてしまった。
癖なんだと思うけど、ティッシュボックスから必要と言うより、無意識に数枚引き抜く(まるで贅沢が身についているとでも言いたげに)のと同じ感覚なんだろう。
日本人は、日本が紙のために他国の森林を禿山にして災害を引き起こしている事実をもっと知るべきだ。
ちょっと、ハンカチーフを使えばいいじゃないの。
なーんて、ほざいてしまった(~_~メ)。暑さのせいかな(^_^;)。
今日もタオルを水で絞って首に巻こう・・、ひんやり気持ちいい。
母がいつもそうしていたなー。
最近は都会でも節電が言われ、色々工夫が進んでいることがなんともうれしい。
私なんか、ずーっと前からやってたよーなんて思うことが多い。
昨日は、すだれ(300円)を買い増して、この夏の日よけも万全。
いずれゴーヤーを育てて緑のカーテンといきたいもんだけどねー。