臨床心理士会主催講演会にお邪魔して

北山修精神科医師はさすが舞台人だっただけあって、舞台慣れしていて、声も言葉もとても聞きやすく解り易かった。
作詞家だったこともあって、言葉を大事にしておられることがわかる。
こういう才能ある人が全国を回って、日頃難しいい仕事をしている臨床心理士の人たちを勇気付けて下さることはすばらしいと思った。
薬を調合することにのみ専念する医師は患者さんから不信感を抱かれてしまう。
「もっと話を聞いてー」と感じてると。
最も必要とされるのは心の叫びを理解してあげることかもしれないけど、でもでも、ここでも日薬(ひぐすり)に結構いい効果をみるらしい。
急がずゆっくり時の過ぎるのを待つ・・。
人は人生で何度この日薬に効果を見だろう。
ところで、北山氏はこの時期又沖縄に来てもいいそうなー野球ファンで日曜日は野球観戦だって(^_^)。
そっかー、出前カウンセラーでテレビに出ていた奥田健治氏も長崎に仕事で来て、ついでにすわっと沖縄の巨人キャンプを取材してブログに書いていたなー。
奥田氏と言えば、自閉症児を少しでも治すことを試みている人で、その手法(行動療法を生かした)は注目だな。
その奥田氏が沖縄に例年夏通ってきて、自閉症の居る「兄弟とその親」と一緒にバーベキューしたりゲームセンターで遊んだりするそうな。
その間、自閉症児には預けるところがなければならないけど。
いつも脇役で親のサポートに徹しがちな兄弟の子供たちが存分に親を独占し、甘える時間は貴重な体験だろうなー、さすがに奥田氏だ、と思った。
その奥田氏テレビを見てたら、子供の時まま父に日常殴られてつらい青春期を過ごし、家出を繰り返したと言う、その体験も生かしてのセラピーだそうな。
本人はかなり必死に仕事をしていて、毎晩睡眠薬や頭痛薬は手放せないという。
著書「叱りゼロで自分からやる気のある子に育てる本」を読んでみたいと思う。