2013憲法講演会

今年も那覇市民会館で行われた。
予想通り今年は安倍政権が憲法改悪をもくろむーと言うより、公言しているので皆の危機感が感じられて参加者も多く、勇気をもらった。
第一部は
沖縄やんばるの高江地区の人々の思いを朗読劇で知り、共感した。
静かな山村に突然オスプレイの基地建設が始まり、村民の反対の意見も聞かず、強硬に推し進める政府に怒りを新たにした。
きな臭い世の中へまい進している安倍政権下にあって与那国も目が離せない。
第二部は
東大大学院教授・高橋哲也氏の講演。
憲法改悪の最も危険な点は主権を国民から国家にすり替えようとしている点であることがわかった。
日本国憲法は国民側の物であり、国民が権力の暴走を防ぐために制定して、権力者にまもらせるものなのに。
安倍政権は何と!、これを真逆にしてしまいたいのである。
日本国憲法を改悪して権力者が国民を支配する仕組みにするものである。
様々な国民の自由が制限され、又、軍が組織され、日本国民をも武力で縛り付ける世の中へと進もうとしている。
目についたことが、もう一つ、「家族は助け合わなければならない」とわざわざ記することの意味は?ー、つまり介護や保育は家族内で適当にやってくれ国は手助けをしないよ、と言うことだろう。
そして、天皇万歳!を叫んだ4・28の集会を見るがいい、やがてこれが各所で行われ、君が代の斉唱も義務付けられるとある。
違反者は罰を受けるのである。
でも今、マスコミはどれほど切り込んでこれを視聴者国民に伝えることをするだろうか。
会の最後に基地の問題で、アムネスティ那覇代表のパーソンズオバマ大統領へのはがき運動を提案した、はがき作戦・やろうやろう。