マイケル・ムーアの世界戦略のススメがいい!

アメリカと言う大国の無様な姿を皮肉に追求し続けるマイケルムーア映画監督。
日本もまさにアメリカのコピー小国なので、見ていてズキリズキリと身に刺さる。
アメリカはほんとに侵略戦争が好きな国で、朝鮮戦争、べトナム戦争、アフガニスタンイラク、でも全部失敗。おまけにISを発生させたり。
ムーア監督は言う。もう侵略して富を得るのではなく、ほかの方法でアメリカを豊かにしようと訴えるのである。
世界を訪ね、夢ではない夢のような社会があることを伝えてくれる。例えば、イタリアの有給休暇8週間、ランチタイム2時間が普通。フランスの学校のランチはバランスがよく素晴らしかった。アメリカの給食を見て、子供たちは吐き気をもよおしていたよ。学力上位のフィンランドでは宿題はなし。子供はしっかり遊ぶことが大切と。
授業料もただ。ノルウェーでは、囚人は一軒家に住み出入り自由などなど、縛りがないほどに人は能力を発揮するし、善人になっていくようだ。
一番気に入ったのは、納税者に税金の行方を細かく伝えている国があった。防衛費が多くて貧しいアメリカが見えてくる。また日本は教育、子育て福祉全般に有料化されているので、高い税金を払っている北欧より家計の支出は多額だ。
今回この作品は、家人がN氏から勧められたと話題にしたので、最終日に間に合ってよかった。人が多いだろうと覚悟したら、少ない・・・私もマイケルムーアをもっと宣伝しなきゃ。
でも同じくN氏から勧められた言うTさんが来てたので、帰りにお茶タイムも持てて、しっかり堪能したよヽ(´▽`)/。
元気と勇気を貰える映画。