旧盆

昨日はほんとに美しい満月であった。
台風の余波で、雲が足早に流れいく様もいいものだった。
旧のお盆はこの月の下で行われるもので、日頃、月を愛でることもない生活をしているけど、
この日は、めったに会う事のない親戚が一同に集い、ゆったりとした気持ちで月を眺め、昔を思い起こし、送り火をたく。
行事って、なかなかいいなーと思う。
もちろん仏壇を持つ本家のご苦労はいかばかりかと思うけど。
我が一門の御亭主もいつの間にかお年を召した。
何より、台所を預かる老婦人が痛々しい。普通は若者がいて、それをサポートしながら次に伝えていくのだろうけど、
その跡継ぎがいないとなると、問題が・・。
私などフレキシブルに後を次いでいく者はいるのにと思うけど。
こんないいお盆の行事を子や孫と一緒に出来れば、いい思い出ができ、末広がりの家族をご先祖様にも報告できるだろうに・・なんて思いながら。
そこはその末っ子が口を出すことではないらしい。
女の子しか居ない場合、結婚時にどちらの苗字を使っても良いんじゃ?・なんて思ってたけど、仏壇の継承を考えるとそうもいかないらしい。
夜はどこの筋道も車が止められていて、大勢の人々の行き来を感じたものだった。
私はま、ナイチャー嫁なので、こんな行事にも参加させていただけるのが足が地に着いた感じして、なんともうれしい。

また、何をしてても政治のニュースに興味がそそられて、目が離せないし、面白い。
おおーとうとう小沢氏が幹事長に・・。
先日、あの武村氏が言っていた通りだわ。
10数年前の細川政権下で苦い思いをしたことから、今回はその失敗はしないだろうと期待している昔の面々がテレビに顔を出すのも懐かしい今日この頃。