記録A

イーデス・ハンソンさんの話。
「違いがあってこそ・・・」
日本の国際化が叫ばれる昨今、真の国際化に必要なことは何か、
「みんなと同じだと安心」、だけど安心することが人生が一番の目的?
他を犠牲にしてまで得る安心感は本当じゃない。
自分がいじめられていないからいい、ではなく逆の立場になったらどうなんだろう、と考える。「想像力」を働かせて違いを認め、評価しあうことが人権の意識なのである・・・と。
人権団体アムネスティの日本支部代表をされていた事のある人の重い言葉である。
でも、話し方は飄々と軽ーい感じで楽な気持ちになるから不思議。
さて、会場からの質問を受けることはえてして、観衆にとってつらい時間になることが多い。
今回も精神的に少し病んでいる人の挑発的発言だった。それにもかかわらず、ハンソンさんは変わらず、穏やかに質問の内容と言うより発言せざるを得なかった人のことをいたわり、発言者に恥をかかせる事無く、難なく済ませた!
観衆はほっとすると共に、ハンソンさんの大きな懐を感じてこれぞ、私らの学ぶべきことだったかもーと思ったことだった。