おもろまちの戦いは変わらず

決してへこたれることのない「おもろまち住環境を守る会」の筋のピーンと通った中高年の女性たちに会うとかえって元気をもらえる今日この頃。
大和ハウスと話し合いを求めても、那覇市長を訪ねても無視され続け、座り込みはもう40日を過ぎた。
工事の妨害訴訟を起こされて大切なすっけ人がこれなくなっている中、みんなの意思はますます強固なものになっている。
この頃はトラックの搬入時に抗議をしては、大林組がたびたび警察官を呼ぶ光景が見受けられる。
駆けつける警察官は双方の事情をよーく聞いてくれて、中立の立場だと強調して、くれぐれも怪我をしないようにと言って帰って行かれる。
ひとり、近くの交番のおまわりさんは、おもろまち一丁目一番地の事情をよく調べてあるらしく、心配してくれる。
その物分りのよさと誠実な態度には今時のおまわりさんは変わったんだーとみんなで感心した。
自民党が多数を占める市議会によって安易に変更されてしまった用途地域のことにも、少数意見に耳を傾ける大切さを口にされ、大企業の倫理観のなさに共感もしてくれる。
どう見たって、大企業のやり方に対して、中高年の女性たちが仕事を犠牲にして毎日毎日座り込む姿を見れば、それなりに必死にならざるを得ない事情があることは痛いほどわかるだろう。
何人も、常識的に法律に従っていれば、人の生活は脅かされることはないのだろうけれど、時たま、邪な政治家が弱い立場の住民を犠牲にして、金儲けをたくらんだ場合に不幸ないざこざが起こるのである。
         お知らせ&お誘い
12月9日(水)午後7時より
教育福祉会館(古島)にて「おもろまちを支援する会」の講演および発会を行います。
おもろまちの問題から沖縄を問う有意義な深い話し合いが行われることでしょう。ぜひぜひ聞きに来てください。