「ONE SHOT ONE KILL」

サブタイトルはー兵士になると言うことー
ちょっと知り合いの人が、この映画のチケットを扱っていたので、桜坂シネマに見に行った。
新米兵士の教育と言えば、容易に想像できると思っていたけど、
アメリカの軍事訓練は思った以上にそつなく綿密なカリキュラムで、
やわな若者を、短時間で即戦力となる兵士に作りあげていた。
映像はわかりやすい。
自分の居場所の決まらないあどけない若者が、けなげにも自分の精神を鍛えようとこの海兵隊の訓練施設に志願してくる。
ここでは若者を即効に兵士にしたてて、イラクやアフガンの戦地に補給されるわけである。
国の期待を背負って意気込んでいる・・、でもこの社会の底辺で生きていた若者も、中には犬死、もしくは戦場の殺戮に精神を病んで帰還すると言われている。
いずれ大学進学も夢ではないと言うまやかしにのっているのがいたいけない。
このドキュメンタリー映画を撮ることで、戦争を無くしたい、平和憲法を守りたいと言う人々の横のつながりが見えて、ほっとするものがあった。
画像;映画館の前の桜