小林多喜二

甥は時々、興味ある小説の情報をメールしてくる。
三浦綾子氏の作品では、小林多喜二の母を書いたものを読んだと言う。
そうかー、政教分離の立場で読んでもいいわけで、私もクリスチャンを敬遠しないで、読んでみようと思っていた。
そんな時、テレビで小林多喜二を特集しているのを見て、慈悲深い母から多くの影響を受けたことがわかった。
一層読んでみたくなった。
戦前の過酷な時代のことだけれど、今、多喜二の作品がとても注目されていることが納得である。
資本家と労働者の関係はますます乖離している。
科学は年々進んでいるけれど、人は少しも救われていない。
戦争も減ることはない。
人を踏みつけて己の足場を守っている・・翁長市長・オリックス大和ハウスしかり。