おもろまちは泣き笑い

超忙しいけど、気持ちがはやるばかりどうも身体が付いてこない今日この頃。おもろまちにもすっかりごぶさただけど、
昨日はおもろまちの裁判の一つに参加した。
那覇市長のオリックス不動産への市役所予定地の超安売は市の財産の損失との訴えは、いよいよ来月で結審である。
これ程のおかしな査定額を出してくる市長のごまかしは、世の中では通用するものなのだろうか。
行政が裁判に訴えられて、実態を世の中にさらされるとは思いもよらなかっただろうと思う。
当時の不動産鑑定士の証言では当時、5階建て程のビルを想定していたと。超高層ビルのもくろみなど、誰も知るよしもなく、裏で計画は練られたわけで・・。
しかし、市は市民を恐れることはないようだ・・・。
誰も、ましてやマスコミも税金の使われ方には無関心である。
政治や行政を信じてはいないけど、だからと言って、監視するのはほんとに面倒で難しい。
市民オンブズマンがほしいなあー。
過去自民党政権で、幾多の放蕩な使われ方がして、今財政は痩せ細り、結局市民の骨までもしゃぶろうとしているわけだ。
こんな中、おもろまちの現場周辺に立ててあるのぼり旗が深夜、カッターでびりびりに引き裂かれている。
弁護士さんは「強い関心を持たれていることにまずは、よしとしよう」とおっしゃる。
負けずにミシンをかけて破れ修理である。
昼間には車で通りかかって罵声を浴びせる男がいたと。
那覇市のシンボルにもなりそうな高層ビル建設に反対するとは!殺すぞー」と言う。
ああー!「ヤマトの大企業に制圧された琉球」としてのシンボルにはなるかもなー、と言う気持ちである。
そんな中、工事が進む中、反対運動をしている女性たちの日々の生活を守ろうとする誠実で必死な真心に共感している工事現場の人は多い。
工事場入り口の草花を孫に見せていた時などガードマンの女性に優しく笑いかけられて、戸惑ったことを思い出す。それは、極自然なことなのに・・。
そして、また、車の男に危ない目にあったら、工事現場に逃げ込んで助けを求めることになった。
もうやがて一年現場に通い続けて、それだけの信頼関係が出来たわけである。
ガードマンも工事作業員も自分に割り当てられた仕事を、着々と進めななければならないわけで、同じ弱い市民なんだわ。
おもろまちの現場周辺の女性たちのすばらしい人柄ゆえだけれど、苦しい戦いの中、私は感動を頂いた。