沖縄の人はわからん

ブログを読み漁(あさ)っていると、「同感!」と叫びたくなるような文に出会い、しかも、もっと深層がわかることがあり、ますます、ファンになってお気に入りにも加えて・・。
でも、やっぱり、どんなに気に入った人のブログも中にはムッム?と思うものがある。
「沖縄の人はわからん」と言うタイトルが目に付いた。
辺野古基地反対、普天間基地撤去の問題を抱えながら、アメリカの言いなりになってきた自民党の島尻愛子を参議院選で当選させるなんて!
と、あきれているあの「美味しんぼ」の雁屋哲氏のブログに気持ちはわかる。
私も沖縄県人が情けない気持ちになっている。
いえ、でもこんなことはけっして沖縄に限ったことではない。
自分に直接関係しないと勘違いして、見て見無振りしている日本国民全体に蔓延している「無関心」と言う体質なんだから。
文科省の教育の成果なんだから、一般市民を嘆いても仕方ない。
問題は、わかっていながら自分の私利私欲でアメリカに尻尾を振る「売国奴知識人」が日本にはいかに多いかである。
マスゴミにして、過去に機密費をもらい、アメリ自民党と共に民主党政権の改革を阻止しようと懸命である。
当時、良心的沖縄県人はみんな鳩山氏を応援していたのに・・。
「怒」「怒」「怒」の文字は鳩山総理をおろしたいと言うのではなく、あれしかなかった。
鳩山元首相があんなに頑張ってアメリカ支配から独立しようとしていたのはわかっていてもどうしたらよかったと言うのだろう・・、つぶしたのは沖縄の辺野古問題だと言われるのがつらい。

鳩山総理辞職、そしてアメリカの手下官僚にめっぽう弱い菅総理になってしまったと言うこの不幸な顛末はいったい誰が仕掛けたのか、知りたい。
「沖縄はわからん」と言う雁屋哲のブログはとても興味ある情報があるのでよく読んでいる。
きちんとした資料を元に、戦争の推進、敗戦沖縄切捨てに、いかに昭和天皇の意志がかかわっていたかがはっきりしていると言う。
それに、私の共感する鎌田慧(さとし)氏の日米安保条約天皇制と表裏一体である、と言う考え方に納得と思って、読み進んでいるこの頃である。
もちろん、天皇に悪意があったとは思わない。天皇の世情の読み違い、保身が400万人もの命を犠牲にしたと言うことである。
罪なき国民が無残に死んで、その家族が傷つき、今も苦しんでいる・・、こんな中をよくぞ、生きていたんだー、わからない人である。
いえ、一つにはアメリカがその立場を利用していたわけで、生かされてきたのである。
何せ、戦犯が死刑に処される中、岸信介と児玉きよしは殺される代わりにアメリカに忠誠を誓うことを決められ、その後の自民党つまりアメリカが日本を支配した。児玉は中国から略奪した膨大な量の貴金属で業力団を組織し、右翼を使い、自民党を金で動かしたことはみんな知ってる。
この真実を多くの日本人が理解することから、つまり、全うな歴史教育を受けることから、日本も変わっていくしかないかな。
そんな中、昨夜のニュースは小沢氏の鳩山元総理の集会に参加したことで、次期党首選に立候補を予想させた。
今はこれしかないかなーと思うので、うれしい!。
マスゴミも少しは不当な小沢バッシングが収まっている感じもあるけど、
まだまだ斜めの視線でコメントしているキャスターもいる。
どうなることやら。
アメリカに負けずに、自立心のある知識人、汚れていないマスコミが脇を支えて欲しいものだ。
国民は・・・マスゴミの言う通りになるんだから。