一丁あがり

変わった柄だったのだけれど、興味があった。
上等の紬の反物だけれど、藍の型染めの柄が異様なのである。
大胆な古都の風景に大仏も描いてあって・・、だから売れ残っていたのだろう。
あまりにも安かったので、何かできるだろうと買っておいたものである。
裏側の生成りの色と艶がいいので、裏側を使って・・と考えた。
そして結局シンプルなスーツを作った。
空いた時間を使って一気に、いえボツボツと縫って・・、着ては直し、着ては直して、昨夜出来上がった。
思ったとおりに出来て良かったー。
画像の反物が表側である。