こんな行き詰ったご時勢には「伊達直人」・・

最近のニュースにやけに「伊達直人」が出てきて、タイガーマスクと言うテレビアニメがあったことを知った。日本人の好きな、共感しそうなことだなーと感じている。
直接の親切は、人間同士心温まる行為で、とっても元気をもらえることだもの。
この現象に異論でも唱えたら頭をたたかれ、非難されるのが落ちだし、黙っているのがいい人で過ごせるこつだろう。
なのに・・、ちょっと呟きたい(ブログは言いたい放題言えるので危険なこともー)。
国民は税金を払って、その税金は困っている施設に平等(個人の行為は平等に欠ける)に手厚く配分されるのが真っ当な社会だと思う。
その仕組みがきちんと実行されていることを実感していれば、国民はいつも満足な気持ちでいられるだろう。
でも、いつの政治も弱者には厳しく、権力者には甘いことを感じ取っているので、自分が直接親切を届けることによって双方、即気持ちよくなるを考えたんだろう。
確かにここでニュースになって、みんなの意識から消えていたいろんな施設の存在を取り上げられることは良かったかもしれない。
でも、施設で頑張ってきた人たちが言うには、一時的な現象で終わるのではなく、ずーっと目を向けていて欲しいと。
全くだと思う。
これを政治の問題、つまり税金の使い道を考えるのが政治なのだから、政治の世界で解決していかなければ世の中はちぃっとも進歩しない。
国民は気が遠くなるような、手が届かないと感じるような政治の世界を何とか自分に引き寄せて、政治を監視し、一票の意味を考えることも同時に必要だろう。
福祉の充実を叫んでデモ行進でも行われることの方が好きだな。
とうとう、北アフリカ独裁政権に火がついた。
チュニジアの国民が声を上げ、デモが行われ、ベンアル首相以下富を独占していた一族は国から逃げ出した。その影響はお隣のエジプトにもモロッコにも及びそうだと言う。
人々が政治へ目覚め、独裁者の権力へ異議申し立てをし、富の不公平に雪解けが始まっているのはなんともうれしい。
もっとも、その後に政権の不安定が人々を苦しめるだろうなー。
そんな時、賢明な国連の手が差し伸べられるような態勢が地球上に早く出来ないものかなーと願う。