エジプト

エジプトの政変では幸いにも、オバマ大統領の強い要望で大きな殺し合いにはならないだろうと思うけど・・・。アメリカはどうするつもりなんだろう。
事の成り行きは、エジプト市民の意志とともに、最終的にはこのアメリカ傀儡政権に、アメリカがどれだけの策をこうじるかだろう。
初めの頃、市民に投じられた爆弾はアメリカ製であることを市民はマスコミでアピールしていた。
アメリカはムバラク政権にかなりの援助をしていたけど、
同時に、アメリカ製の武器を軍に売りつけていた。
日本もミャンマーなどに援助しているけど、同じことをしているんだろう。
ムバラク大統領は先日、30年ぶりに副大統領を置いたそうで、この御仁がやがて大統領に昇格し、デモは一件落着となるのだろうか・・。
いや、このムバラクの側近では、収まらないみたい。
エルバラダイの帰国、改革の呼びかけがますます市民に勇気を与えているだろうし、これだけのデモに対して、英米は早く賢い意志を示してほしいものだ。
チュニジアと同様、市民は軍にも期待しているようで、やはりここも軍の成り行き、力が物を言う世界なのだ。
イスラエルの外交官はもう引き上げが始まっているんだとか、イスラエルアメリカを盾にした強権政治も終焉を迎えるんだろうか。
そしたらイスラム世界が一気に広がるだろう。イスラム市民が原理主義の弊害を乗り越えて平和な国を作っていって欲しいとせつに思う。
エジプトの博物館などの文化財の破壊を市民たちが防ぎ、守っていると言う。
すばらしい。