桜坂シネマへ

先日。さわやかな、ほっとする映画を見たい気持ちだったので、「レイチェル・カーソン感性の森」だーと、時間を見つけて駆けつけた。
レイチェル・カーソンを知っていたわけではないけれど、映画の紹介を読むととっても良さそう。
カーソンは著書「沈黙の春」で世界で初めて化学物質が環境に与える危険性を告発している。
彼女は化学肥料が環境汚染を招くことを調査して告発するので、化学肥料を製造する企業などからかなり圧力があったことは容易に想像できる。
しかし、そのおかげで今の環境保護への関心も高まっているんだと感謝したい。
彼女は自然をこよなく愛し、海辺の小屋で過ごすことが大好きだった。
今、自分自身の大自然から離れての日々の暮らしをちょっと考えた。
わずかな目の前のベランダには出来るだけ緑を茂らせて、虫のいない快適な生活を選んでいるけれど、何かしら、足が地に着いているんだろうか・・。

パンフレットの写真はカーソン自身と思ったら女優さんだったけど、その一人芝居はドキュメンタリータッチで、とっても真に迫っていて印象に残った。
地球を守ろうとするこのような女性科学者の存在はほんとに嬉しい。
画像;友達から送られてきた画像(スイスの山麓