反原発の急先鋒・小出裕章氏来沖

辺野古浜通信のHPを見ていたら、小出氏の講演会が西原町公民館ホールであるそうな。
ちょっとネットがつながって間に合ったー。
西原町琉球大学のある地域だけど、やることがすごい。
講師の小出裕章氏は京都大学原子炉実験所でもっぱら、いかに原子力は人類にとって危険なものであるかを研究し、世間に訴えておられる。
マスコミにはめったに出してもらえないのは今のマスコミが腐っている証拠だろう。
核廃棄物・死の灰はまだ無毒化が実現されておらず、永久に難しいだろうとされている物なのに、人類のいえ地球の生き物の子孫にどう言い訳が出来るだろう。
人間は、すばらしい存在だけれども、この原子力に手を出すことだけは自滅の道となぜわからないのだろう・・私は愚か者目!と叫びたい。
東日本大震災から約5ヶ月、被災した原発は今どうなっているのか?
まだまだ収束はしていなくて、福島全土が半永久的に汚染地域になる可能性は高いだろう。
この事故は時間が解決することではなく、日々下請けの人たちによって事故処理がなされている。
しかし危惧されることとして、かつて主要大学でもてはやされた原子力科には行きたい若者がいなくなり、科目は廃止されて研究する若者も、原子力を支える人も今はいないと言う恐ろしい現実も知らなければならない。
何より、今回の講演会では漏れた放射能の子ども達への影響は?と言う若いお母さん向けだったので、必死の思いの母親たちで超満員だった。
福島から関東周辺から子どもを連れて沖縄に移り住んでいる人の多いこと・・。
DNAを傷つける放射能は発達段階の子どもにはかなりの悪影響がある。
50代以降ではほとんど悪影響は出ないだろうから、怪しい食べ物は老人・大人が食べて、極安全なものを子どもや若いお母さんに食べてもらうようにすべきだ。ですって。
だから沖縄での地産地消の生活に親子してほっとしておられることだろう。
小出氏や池田香代子さんは福島原発事故以前から原子力発電所の危険性を指摘し続けておられた。
だからこそ、この事故の後、力の足りなさに自責の念さえも持っておられる。マスコミに踊らされて、国民も勉強不足だったけど、なんと言っても国のトップには責任を取らせなければならない。
東京電力の全社員の失業は当然と言われる。そうだろう。
画像;子どもに温かいまなざしの小出氏。
左は西原町図書館の館長。