教科書が危ない、沖縄までも?

日頃から基地の問題を抱えて、苦悩している沖縄に「新しい社会科教科書」の問題が起こるとは!
結果的に八重山地方のPTAは目覚め、与那国村長らが踏ん張っているようだけど・・。情けない(>_<)。
右派勢力が全国の首長に働きかけて、これを支持する教育委員を任命してもらうよう画策していたのである。
扶桑社の子会社である育鵬社版と自由社版の歴史・公民の教科書は日本国憲法を敵視し、歴史を歪曲していることで知られている。
二社の教科書は古代では架空の人物神武天皇を大きく取り上げ、現代では昭和天皇の人柄を描き、主権が国民であると言う認識に欠けている。
又、戦争を美化しかつてのアジアへの加害をかくして、中国、北朝鮮の脅威をあおり、日米安保体制のもと、軍事力で国を守る必要性を強調する。
全く!。そこいくと、清水書院などの教科書で憲法9条の歴史的意義や国際紛争解決のための努力を学ぶことはすばらしい。
何より、沖縄戦においては、集団自決で日本軍の関与や八重山の戦争マラリアを記述せずに、日本の植民地支配を正当化して、近隣諸国との関係を悪化させる可能性が考えられると言うのに、沖縄の地でこんな問題が起こること事態信じられない!。
八重山地区の住民、PTAは市民集会を開催して両社の教科書の不採択を求める決議をしたと言う。
教師、有識者を含む調査員たちの答申ではこの二社の教科書は全く上がっていなかったのにー、教育行政への悪質な政治介入そのものなんだわ。
少数、弱者、地方は我が身を守るために、今、目覚めるほかない。
画像:秋風を感じたからこんな花を買いたくなった。