エイズの講演会

かなり前から時たまエイズ感染症のことはマスコミなどで耳にすることはあっても、
日頃は縁遠いことだと思って実情も知らないままなので、
今回琉大病院の内科、特に感染症専門の医師の話を聞く機会があってよかった。
なんと、日本全国には1,8万人の感染者、しかしカウントされていない人はその5倍かもーと言うことである。
国民は知らないだけで、何の影響もないようだけど、患者さんの薬医療費は平均月20万円でこれは生きている限り必要な経費で、感染していても、きちんと医療を受ければどんどん長生きできるし、薬も開発されていると言う。
患者負担は一割としても、その他は税金でまかなうと言うことをもっと認識した方がいいかも。
認識不足から患者を増やしているとしたら、患者さんも国民もほんとに不幸なことです。
日本は欧米と違って、患者のプライバシー保護と称して、血液検査を了解なしでは出来ないことも、医療従事者を困らせているらしい。
先日はアフリカの女の子のレイプの問題をNHKBCドキュメンタリーでやっていた。
犯罪に合うのは3人に一人と言うから、信じられない環境だけど、
心の傷に加えて、エイズ感染の問題が付きまとい、命をも脅かしていた。
政治、経済の貧困は女性子供を痛めることになり、全くひどい人生が待ち受けている!
そして、ここにはアフリカを搾取している経済先進大国の罪が必ず見え隠れしている。