梅雨・・

横殴りの雨が降り、雷が轟く。
しとしとの雨が梅雨の感じだけど、部屋の中にじーとしていると、
たまには雷も自然を感じさせてくれて面白い。
せっせせっせとミシンを踏むので、目がかすみ、肩や背中が痛い。
時に、背伸びをしながら、緑のプランターを眺めるのが好きだ。
そして、日当たりは悪いけど、少しの花も欠かさず植え(替え)ている。
こんな天気にも関わらず、大型バスが何台も通るのが、いかにも大型連休らしくて
楽しくなる。
自分自身は休日の人出の中に出ることはないんだけど(^^ゞ。
しがない主婦は、平日を利用する意識が強いのかも。

カメリアさんも、はや、4周年記念日だそうな。
オープンの日にたまたまお店に入ったのだった・・。
そして、お茶のお話をたくさん聞かせて頂いた。
ほんとにお若いご夫婦の頑張りに拍手。
・・そーだ、私の子供のころはこの連休は八十八夜の茶摘みで忙しかったのだ。
野イチゴもたくさんあって、子供心にわくわくした感じも今残っている。
当時、生垣は小さいバラの花とお茶の木だったので、親戚が集まって、
お茶つみをしたものだった。
大きめの鉄の窯、麻のむしろ、・・父が黙々と仕上げていく緑茶を
なんとなく手伝いながら・・。
そう言えば、父はいろんな保存食を作っていた。
私もいつの日か教えてもらおうと言ったら、姉がすかさず
「私が作るから、あげるよ」と言った。
その通り、今も梅干し、らっきょ漬け、味噌漬けetc.を頂く。
味噌やきな粉も近くの主婦に分けてあげているとか、父の血を引いているんだー。
母は面倒なことはしなかった。白菜付けも、熱湯でしんなりさせた一夜漬けだった。
私は大雑把な母に似ているけど、この年になって我が父の後ろ姿に何かしら自信を感じるようになっている。
たまに、もくもくと努力している自分がいるのだ(^^ゞ。