田中宇氏メール配信から

長い長いレポートだけど、私にもわかりやすく解説された世界情勢の情報は有り難い。
今田中氏は中国の世界進出に注目している。
アフリカ全土、エジプトも政変後はアメリカから自立しつつあるし、中近東の紛争地域も、後進国アジアもアメリカの力が弱まれば、今までの英米カラーの影響力が薄れ、中国の援助後ろ盾で平和に向かうのだろうか。
方々で紛争を起こしては自国を興していた英米諸国に代わり、各地で、例えば台湾も尖閣諸島のことが中国に近づく要因にもなりうるし、朝鮮半島も中国寄りで北も韓国も平和的に共存する方向に向かいつつあるようだ。
結構なことである。
ただ、意味なく中国を忌み嫌い、アメリカの傀儡から抜け出せずにいる日本だけが世界から置いてきぼりになり、日本国民は右往左往するのではなかろうか。
11月にダライラマ氏が沖縄で講演をされるけど、彼ももはやインドと中国の接近とアメリカの弱体化を前にチベット独立運動から、身を引くようだ。
話を聞いてみようと思う、何を語ってくれるかな。
アメリカが経済力を弱め、世界を牛耳っていた時代が終わりを迎えつつある今、
うまくすれば、争いに疲れた世界は平和への道を歩き出したのではないか・・。
出来れば、争うより平和裏に共存していく方がいいに決まっている。
私たちは手放しで中国の進出を見ているだけではなく、きちんと対峙出来る政権を持てるだろうか、かなり心配な日本の政治家たち。
昨今の日本、石原東京都知事のような右翼に右往左往させられるようでは行く手は全く暗い。
アメリカの顔色のみをうかがい、国民をないがしろにオスプレイの配備を強行するような政府では情けないけど。
世界の動きを見守る田中氏のレポートに夢をかけたい。