泡瀬干潟

沖縄中部に位置する泡瀬干潟は素晴らしく広い干潟で、かつては生き物もたくさんいた。
でも、例にもれず市民の願いもむなしく、埋め立てが進み、遠くに工事の岸壁が伸びている。
日に日に生き物が減っているんだろうなー。
沖縄は島なのに、海の干潟で遊べるところはもうない。
岸辺には、埋め立てに反対するためにコーヒーの店「うみえら館」をオープンさせ、干潟の生き物400種を展示している人もいる。
確かに、お茶を飲みながら干潟を見渡せば、遠くにサギなどが餌をつついている。
ミサゴが来ることもあるんだそうな。
素晴らしい!
今日は干潮の時間を見計らって、午後四時ごろ干潟に遊んだ。
雲も厚く、暑くなくて良かったー。
延々に広がる干潟には、足首当たりまでの海水の中に所々に岩が出ている。
石ころをひっくり返すと、必ず、小さなサザエのような貝(シチャラン)がついているので
チビたちは嬉々として捕りはじめた。
カニに挟まれて悲鳴を上げたり、ウミウシもいて・・。
もっと多くの子供たちがこんな自然の中で遊んだら、きっと楽しいし、
自然界で遊んだ思い出は大きな宝になるだろうになー、と考えてしまった。

小さな小さな貝だけど、捕れたてで美味しい!