やっと・・

かなり前にネットオークションで買った小千谷紬を服に仕立てた。
何でも蔵奥に長年ほーってあった反物と言うことで、見かけも悪かった。
なのでネットでは誰も目を向けなかった感じだった。
昔の紬か(最近のは化繊が入っていたり質が悪いので)・・と興味がわいて手に入れた。
想像以上に糊がごわごわで、はさみも通らない(~_~;)、けど三日三晩、いえ、それ以上、熱湯につけては揉み洗いを繰り返し、アイロンをかけてやっと本来の紬がよみがえった(#^.^#)。
何とも言えず愛おしい絹である。
シャリ感があり、これは夏絹なので半そでのシャツ上下を作ることに決めてから、この地味な藍染の絣柄をどのように明るくデザインするかーで長い間考えていた。
けど、様子を見ながら仕上げようかなーと、縫いだして、すわっ!と作ったのだった。
オレンジの糸はブータンで買った絹糸をやっと使えてうれしいけど、ステッチとは古臭いなー(^_^;)。
でも、友達が「良く似合う」と言ってくれたからうれしい。

ついでに昔(約60年前)の帯地で作ったカバーも記録しておこうーっと。