辺野古へ行こう

島ぐるみ会議が大型バスをチャーターして、県庁前から毎日辺野古へ運行している事を知って、マイカーで行けない時にはこれを利用したのが始まりだった。
毎日4,50名の市民が集まって来て、10時にバスに乗り込んでいる。毎日良く人が集まるものだと思いきや、毎日通っている人達が結構いる。ちょっと感心してしまったけど、今は私もその口だ。おにぎりとバス賃千円を持って、帽子とサングラス、ウインドブレーカーも必需品である。
往復3時間の車中はまるで民主主義とは?などを学ぶ学校である。もっとも辺野古の座り込みをしているキャンプシュワブ前は総合大学だとみんな自認しているようだけど、ホントにいつもいい話が聞ける。
バスにはいつも思いがけない有名人や知識人が同乗していて講義が始まるし、討論もし、又多くの県外からの来訪者にも感動する。
キャンプシュワブ前には24時間泊まり込みをしている人もすごいけど、毎日100から200人程が座り込み、工事が強行されている海上を見張っている。
反対運動には人のまなこが重要なのである。私も『枯れ木も山の賑わい』と思い参加するも、とっても歓迎されるし頑張っている山城さんらリーダーのお人柄を見てると感動して、見放すわけにはいかない、と言う気持ちの集まりになっている。
昨日も雨の中にもかかわらず、大勢参加してシュプレヒコールをして行進していた。その後、遺骨収集の具志堅さん、彫刻家の金城実さん詩人、そのほか議員さんなど素晴らしい人びとがマイクを持って平和を訴えられた。プロの歌手も歌を歌い、そんな姿に共感と勇気をもらう。
選挙の民意で訴えても、スカスカの安倍政権に民主主義がわかるはずは無い。この美しいサンゴの海の新基地建設を止めるためには、今頑張らなければ取り返しがつかないのである。
座り込みが始まって237日目、更に仲間がどんどん増えてくるのがなんとも嬉しい。
安倍政権は手強いけど、民主主義を実現すべく「オール沖縄党」の翁長知事を支えて、戦争のない平和の実現への道をひたすら行動して行くのだわ。