辺野古ゲート前に民主主義を学びに

昨日の辺野古ゲート前は暑かった。

座り込み704日目。梅雨の晴れ間なのに雲がなくてじりじりする日照りの元、コンクリートの上に抗議の座り込みである。
うるま市沖縄市の人たちは午前中で座り込みを終えて帰るので、午後の行動はほとんど那覇市の人なので人数は少なかった。
でも、大声で基地の中に向かって声をあげる女性たちのおかげで凄みのある対決になった。こういう場合は、方言で気持ちをぶっつけるのが何といっても面白い。連日で疲れが溜まっているであろう山城リーダーも感心してニコニコと見守っておられた。
今、海上の工事が一旦休止なので、みんなのモチベーションを保つためにも基地から外に出る軍車両を止めるつもりはないけど、抗議行動は大切なことなのである。
軍の車両が基地外に出るときには決まって機動隊が座り込みの人々を拘束する。良ーく見てると、何かしら米軍のメンツのようである。アメリカの命令で動く沖縄の機動隊も哀れで、日米同盟が沖縄の県民を引き裂いている構図が見える。悔しい。戦後も日本政府に押し付けられている広大な基地を見るにつけ、最近は早く支配関係を終わらせたい気持ちがみんなに高まっている。琵琶湖ほどの広さの沖縄に在日米軍の74パーセントの基地が押し付けられている。まるで軍基地の中に沖縄の県民は暮らしている。地位協定の不平等に悔しさを飲み込んで暮らしてきた歴史を本土の人々は無関心である。沖縄に住んでいても上を見てばかりで足元を見ない人は多いもの。そんな中、今日も辺野古バスには神奈川から埼玉から東京からと来訪者が絶えない。迎える側もバスに乗らなくてはーと頑張る。高良鉄美教授もジャーナリストのお客さんを連れてきた。
そして私は赤旗の記者からインタビューを受けた。

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